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April 30, 2005

2周目 014:主義

まだ僕は肉体主義の恋愛を知らないきみのうぶげきらきら

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April 29, 2005

ウチの王子様?

電車にて縦横無尽に駆け回る王子に仕掛ける罠300個

叫んでる「まだ!まだ!まだ?」に微笑んで横面を張る母親を見た

いい加減静かにしろよと言う眼だけが車内に充満してゆく

券売機の子ども料金半額で3倍の席に寝転んでいる

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April 28, 2005

2周目 013:焦(もうひとつ)

焦げるほどの時間も持たずベッドにて送信メールを削除する夜

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April 27, 2005

油肌の薄い胸元

どんなにか痛く抱かれたことだとだろう汗染みひとつも逃げ腰のまま

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April 26, 2005

2周目 013:焦

冬の間に焦げてしまったタイヤなど見下ろして咲くタンポポときみ

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April 25, 2005

2周目 012:メガホン

グラウンドでメガホンを持つ男こそ僕の評価を書いた人だよ

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April 24, 2005

陽の振りかかる栗色の腿

温かい広い背中の女には藍色のシャツを着せようまた抱くために

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April 23, 2005

2周目 011:都

感傷の色の川原を歩くとき都忘れが咲いていたんだ

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April 22, 2005

嘘を集めし女の鞄よ

冗談でキスはさせない身体だけ抱かせるための避妊具3つ

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April 21, 2005

予告なく降る雨粒を拾う仕事だ

あいまいにおまえが抱いた男などいるはずもないとわかる体温

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April 20, 2005

2周目 010:線路

線路からの鉄錆色が染み付いた小石で野花を殺した夜明け

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April 19, 2005

2周目 009:眠

小鳥たちの求愛の声鳴り止まず眠り解ける窓辺の方へ

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April 18, 2005

2周目 008:鞄(その2)

鞄には入りきらない地平など無い午後二時半に向日葵を切る

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April 17, 2005

これから桜の咲く街に行く

部屋中がドットで埋まるランプシェードを灯して食べるサクマドロップ

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April 16, 2005

背の高い女が眠たそうに歩く

陽に焼けた鎖骨の辺りにこの朝は海を作って眺めていたい

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April 15, 2005

2周目 008:鞄

日曜の鞄のようだ過ぎてゆく列車に揺らぐ日差しを浴びる

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April 14, 2005

筍のえぐ味だけほどの満月

聡明な瞳を持った今日子にも苺の下着が匂う春雨

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April 13, 2005

継続する雨に太る

直美には直美の頬があるようにアイスクリームを食べてしまった

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April 12, 2005

2周目 002:色(もうひとつ)

君の息は数千の綿毛に含まれて寂しい場所で黄色に育つ

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April 11, 2005

2周目 007:発見

ガラス窓に小さな傷を発見した赤青緑肌色真昼

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April 10, 2005

165cmのおまえが日に焼けた昼間

手を合わすきみの両目は笑ってもあいつの匂いの乳房が揺れる

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April 09, 2005

2周目 006:時

ねむる時は手をつなぎましょう僕たちが透明なままで終わらぬように

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April 08, 2005

少女の笑顔が汗ばんでいた

真っ白なシャツの中には肌色の君の体があるのを知った

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April 07, 2005

2周目 005:サラダ

夕暮れのサラダのような教室でつま先だけが青い三月

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2周目 004:淡

日曜の車の上で猫が寝る淡い色だけ沁みこんでゆく

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April 06, 2005

背骨の中をジンが流れている

爛熟の女が結婚するという鮮やかであれきみの太股

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April 05, 2005

2周目 003:つぼみ

椋鳥がつぼみをついばむそのときに期末テストは返されている

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April 04, 2005

嘘②

嘘なんてどこにでもあるパンくずのような君だけ入れてもいいよ(黒田)

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April 03, 2005

2周目 002:色

さくら色の消しゴムひとつ買い求めノートのきみを丁寧に消す

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April 02, 2005

佳き日に熱いシャワーを浴びる

さっチャンはきらきらモンキーにまたがって威風堂々の花嫁である

なおクンよHarley-Davidson として生きてゆけ誇りと愛はきらきらである

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嘘①

タケノコにあらかたの嘘を詰め込んだすくすく育て竹よ竹竹(黒田)

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April 01, 2005

2周目 001:声

桜開くそのちりちりとした痛みにも似た声のする校庭で待つ

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