December 17, 2005
November 08, 2005
November 07, 2005
January 20, 2005
水色のカーテンをする冬の闇
飲み水はもう凍てている午後6時
真昼間に思わぬ雪を踏みにけり
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January 19, 2005
冬の日が降り下りてくるガラス窓
ジャージ履く少女の群れて下り坂
通り行く婆のマフラー凍てている
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January 18, 2005
凍てている道黒ければ子は走る
息白く群れたる子らが騒ぎ行く
急坂を滴り落ちる雪の跡
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January 17, 2005
満面の笑顔の子らに桜咲く
桜花坂道に立つ親子連れ
高層のガラス一面に桜花
思い出よ崩れかかって桜花
花陰に語る言葉の居残れる
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January 16, 2005
朝の風蝶として舞う花がある
窓辺にはもう花びらが二三辺
卒業の眼鮮やかに雲もなし
麗しき背に降りかかる花の影
細き指花びらつかみ逃がしやる
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January 15, 2005
のっそりと自転車を置く花の夜
雪解けの水に触れれば笑いけり
枕辺にさくらの花の光差す
ほっそりと娘の影が花の下
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January 14, 2005
娘子のどこまで白い春の肌
桜の芽啄ばむ鳥は緑色
やわらかく流れる髪に花の紅
卒業の眼を赤くした子らの群れ
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